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本家・神脳味噌汁「世界」超ジードXV開拓日誌劇場ゾーンVANISHING LINE娘

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夕陽の風来坊

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ウルトラQ感想!
今回は謎の鳥と冒険を夢見る少年の心のふれあい、そして時を超えたミステリーの物語。


・ウルトラQ
第十二話


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登場:古代怪鳥ラルゲユウス


深夜の動物園が何者かに襲われた。重傷を負った飼育員は「鳥を見た」と言って気を失ってしまう。


さらに田舎の漁村でも巨大な船が突然現れるという事件が起こる。万城目さん達は船の調査に向かうが、見つかったのは航海日誌と文鳥のような鳥だけ。
船は突然大きく揺れ出すと、そのまま海の藻屑と消えて行ってしまう。

一方、大海原を船で行く一人の少年がいた。
少年の名は三郎、船乗りを夢見る冒険少年。そんな三郎君の前に先ほどの小さな鳥が現れる。

三郎君は鳥を気に入り、白い鳥だっつーのに「クロオ」と名付けて可愛がる。


一方万城目さん達は一の谷博士と共に船のことを調べていた。
船はどうやら998年前のものであるらしい。しかし万城目さん達が気になったのは航海日誌の「鳥を見た」という記述だった。
さらに調べを進めていると、船の中で見た奇妙な鳥の正体が明かになる。


船の中にいた鳥、現在三郎君と一緒にいる「クロオ」と呼ばれている鳥の正体はかつて絶滅したと思われていた古代怪鳥ラルゲユウスだった。


<この回この台詞>
「鳥を見た。」
―動物園の飼育員、昔の船の航海日誌


<今日の一枚>
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車に飛び乗って出動しようとするんだけど、思いっきりずっこける一平君。


<ポイント>
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○物語
・冒険を夢見る少年と、古代から来た鳥の不思議な物語。
・時を超えたサスペンスと少年と鳥の心のふれあいが同時に進行する話。
・全体的に動物がマジモンな話。今やったら変なところから文句言われそうな。
・ウルトラマンオーブ第一話の隠れたサブタイ「鳥を見た」の元ネタ。
・普段はオープニングにあるキャスト、スタッフロールがエンディングになっているという不思議な構成。

○風ノ少年達
・冒険を夢見る少年、三郎君と小さな鳥、「クロオ」。
・瓶に水を入れて船で旅に出る三郎君。酒のつもりなんだろうか。しかしそんな水飲んだらお腹壊すぞ。
・鶏を蹴散らし走る三郎君。川に落っこちた鶏、もちろん(?)本物でした。
・船を盗んで旅に出た三郎君。そのまま漁師小屋のようなところに住み着く。家出にしてもちょっとした大冒険だな。
・航海中に小鳥ラルゲユウスと出会い、「クロオ」と名付ける三郎君。自分でも言っていたけど、何で白い鳥なのに名前「クロオ」なんだ。
→もしかしたら本当にあのラルゲユウスの名前は「クロオ」なのかもしれない。三郎君、鳥語わかるっぽいし。
・水着とモリで魚獲りをする三郎君。浜口もビックリのワイルドっぷり。ウラーラーラーラー♪
・船を見て、いつか遠い海に出て王様になるという夢をクロオに語る三郎君。ルフィみたいな夢だな。
・溺れたクロオを助ける三郎君。波打ち際に流されてるじゃないか。結構ヤバかったじゃないか。
・クロオから大人達が来たというメッセージを受け取る三郎君。やっぱ鳥語わかるっぽい。
・船を盗んだことで大人達に連れ戻されそうになるも、クロオのお蔭で助かった三郎君。一緒になって砂かけ攻撃してましたw。
・結局戻ってきた三郎君。居場所がバレたから盗まれた船を返しに来たとかそんな感じだろうか。
・警官にクロオを連れて行かれ、必死になって追いかける三郎君。親友だったんだな。ちょっとだけ金八先生とか「ギンガS」のタンバさん追いかける千草思い出したw。
・親友を連れて行かれ、落ち込んでしまった三郎君。万城目さん達も気まずそう。
・まるで別れのあいさつをするように飛んできたクロオに対し、最初は自分も連れて行ってくれと言っていたけど、最後はさようならの言葉と共に自分の人生を生きることにした三郎君。こうして少年は大人への一歩を歩んでいく…。

○大人はわかってくれない
・古代の船と古代の鳥に振り回される人達。
・「鳥を見た」と伝える飼育員。「鳥」に襲われたと伝えるのは「ガメラ大怪獣空中決戦」を思い出す。
・突然現れた謎の船に驚く村の人々。しかもその船が無駄にデザイン凝っているインパクト大な見た目だから怖いよね。
・船の調査を行う万城目さん達一行。何であなた方ここにいるのさ。
・後ろにいた由利子ちゃんにビビる一平君。ダメぢゃんwww。
・船が壊れるので脱出する一行。何で急に壊れちゃったんだろう。時を超えた影響?
・完全に沈む船。こういう水を使った特撮はもう見ないからなぁ。
・船は今から998年前のものであることが判明。なんだその中途半端な数字は。1000年前でいいぢゃん。
・約1000年前の船が現れたことについて、タイムスリップ説を唱える万城目さん。ナチュラルにぶっ飛んだ話してるな。由利子ちゃんにツッコまれてました。
・時を超える謎の四次元空間について、あるかもしれないしないかもしれないと言う一の谷博士。要するに、わかんないンスね。
・航海日誌の最後のページ、「鳥を見た」。なんか、「また来た、ペギラ」みたいだな。
・998年前の航海日誌と飼育員の言葉、そして鳥の羽から謎の鳥の存在に行きつく万城目さん達。色んな要素がこうやって集まっていくのは中々興奮する展開。
・図鑑の情報からあの鳥が「ラルゲユウス」であることに気づく万城目さん達。しかも第三氷河期に一度絶滅しておきながら、約998年前に再び出現したらしい。色んな要素が揃ってきたな。
・盗まれた船と三郎君を連れ戻しに来た大人達。足を引きずるって結構乱暴だな。海の男だからか。
・「ラルゲユウス」のものと思われる家畜襲撃事件の一報を聞き、現場に向かう三人。緊迫した場面なのに一平君はいちいちしまらないなw。
・ラルゲユウスのこともあり、クロオを恐れる村の人々。見た目可愛い文鳥なのにね。
・ラルゲユウスを寄ってたかって捕らえようとする警官隊。なんか、微笑ましいw。
・クロオを助けようとする三郎君を止めようとする万城目さん。止めようとするのは、ラルゲユウスが本来は巨大怪鳥で、しかも肉食の凶暴な奴だからだろうな。
・仕方ないこととはいえ、ラルゲユウスと三郎君を引き離してしまったことにちょっとだけ罪悪感を感じていたらしい万城目さん。お菓子で釣ろうとして失敗していました。凄い間抜け面したな。
・ラルゲユウスが飛んできたので全員で伏せる一行。一か所に集まったらダメだろ。いい的だぞ。

○古代からの翼
・可愛い鳥には棘がある。巨大な鳥怪獣ラルゲユウス。
・小鳥状態のラルゲユウス。全体的に本物の文鳥。しかしあの文鳥、まさかあんなアクションシーン多めとは思わなかっただろうなw。
・怪鳥ラルゲユウスはまさに巨大な鳥。リトラより鳥。
・本来のサイズは巨大なラルゲユウス。怪獣クラスの大きさの文鳥ってなんかヤだな。
→しかも実際そこまで文鳥感無いし。
・ラルゲユウスに襲われる動物園。ライオン、虎、チンパンジーなど本物の動物のシーン多め。
・空を飛ぶ巨大な影。この時はまだまだ全容は明らかになっておらず。
・警官が振り向いた先にある壊れた檻。シーンの切り替わりが見事。
・由利子ちゃん達が読んでいる航海日誌の上に落ちて来るラルゲユウス。それはもう見事に落っこちていました。ナイス着地!
・三郎君と共に生活するラルゲユウス。大人のお姉さんより子供の方が好きなんだろうか。
・海に落っこちて溺れるラルゲユウス。このシーン、本物の文鳥使ってました。今やったら絶対怒られるだろうなぁ。
→そして文鳥もまさかこんなシーン撮影されるとは思わなかっただろうなぁ。滅茶苦茶必死ぢゃん。
・三郎君が眠っている間に外に出て家畜を襲っていたラルゲユウス。家畜たちのシーンはもちろん本物の動物達。全体的に本物動物率高いな。
・三郎君を助けるラルゲユウス。動物を襲うあたり本来は肉食の鳥なんだろうけど、三郎君や漁師たちを襲わないあたり、ちゃんと襲う相手を選んでいるっぽい。意外と知能高い?
・留置所に入れられるラルゲユウス。留置所の檻の中で鳥かごに入れられる文鳥という非常にシュールな絵面w。
・巨大化し、暴れ出すラルゲユウス。鳥かごを破るシーン、そして警察署を破壊しながら姿を見せるシーンと、大迫力な特撮。
・姿を見せるラルゲユウス。図鑑の姿と違う!
・突風で街を破壊していくラルゲユウス。「ラドン」の流用なんだそうです。
・最後に三郎君に別れの挨拶をするように飛んできたラルゲユウス。三郎君にとってクロオがかけがえのない存在だったように、ラルゲユウスにとっても三郎君は大切な存在だったんだろうな。
・脚本家さん曰く、この物語のラルゲユウスは三郎君の夢の象徴であり、その別れは「夢との別れ=大人になること」を意味しているとのこと。
でも、もし三郎君が海に出るという夢を忘れず、そのまま大人になり「クロオ」を探す旅に出たとしたら…なんて未来を想像するのも一興かと。


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<次回予告>

ガラモン「シシィーッ!」
新人「アレは…巨大なピグモン!?」
女隊員「言うと思った。アレはガラモン、宇宙人の侵略兵器よ!」

新人「侵略兵器なら放っておくわけにはいかない!行くぞ!ガモラン!」
女隊員「それ違う奴!ガ「ラモ」ンな!」

ガラモン「ガラゴンって奴もいるんで紹介状書いときましょうか?」
女隊員「事態をややこしくするな!」


次回「ガラダマ」


<一言>
来年のレジェンダリー版ゴジラ2ではラドン参戦も決まっているそうです。

ラドンは実質プテラノドンだし、キングギドラもドラゴンだから大丈夫として、モスラは大丈夫だろうか。ただのでっかい蛾とかにならないだろうな?


by U2Z-GEKIDAN | 2017-03-01 22:42 | 超人列伝

by 激団死鬼