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本家・神脳味噌汁「世界」超ジードXV開拓日誌劇場ゾーンVANISHING LINE娘

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ジーッとしててもドーにもならねぇ!ほんけ・かみのみそしるざ・わーるどきゅーすーぱーじーどぜのばーすかいたくにっしげきじょうぞーんばにしんぐらいんむすめ

蒼歴史

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新ウルトラマン列伝感想です。


・バラージの預言、アントラー復活!


ある夜、大地が作業をしているとエックスから連絡が来る。
どうやら、マックスのカードから妙な電波が届いているらしい。

解析してみると、「脅威」「警告」というメッセージが。
そして、マックスと磁力怪獣アントラーの戦いの記録が映し出される。




・ウルトラマンマックス
第十一話

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ある日、カイトとミズキはダッシュバード1にてパトロールをしていた。
カイトが人々の暮らしに思いを馳せていると、突然街が砂に埋まっていくという事件が発生する。

さらに強力な磁力によって飛行機は墜落、さらにベースタイタンの機能まで奪われてしまう。
カイトはせめてデータだけでも取得するために現場付近に墜落という名の不時着を果たす。

あまりに無茶なやり方に文句を言うミズキとカイト。その前に巨大な甲虫の怪獣が現れる。磁場を操るその怪獣はカイトとミズキのダッシュライザーを奪うと地下に潜っていく。

何とか基地に戻ったカイトとミズキ。しかし怪獣が出す磁場の影響で都市機能はマヒ、エリーも調子が悪そう。
怪獣と戦うためにショーンは新兵器を開発、ヒジカタ隊長は怪獣のことを知るために、まずは情報を集めることにする。


そこにヨシナガ教授が現れる。ヨシナガ教授によると怪獣の名は「アントラー」。
古代シルクロード研究の第一人者である坂田教授の研究によると、古代都市バラージを滅ぼした怪獣だという。

彼が発見した石板にはバラージがアントラーによって滅ぼされたこと、そして4000年後に再びアントラーは出現し、自然を破壊する文明を襲うことが記されていた。そして今年こそがその4000年目だという。

坂田教授に話を聞こうとするDASHだったが、教授はこの説を信じてもらえず、そのままお亡くなりになったらしい。


カイトとミズキは教授の研究を詳しく知るために考古学研究所に向かう。
そこで二人は教授の娘、由里(演:藤谷文子)と出会う。

由里は父の研究を認めなかった世間を憎んでいた。そして、アントラーは「自然の怒り」そのものであり、人間の力ではアントラーは倒せないと語る。

カイトとミズキは図書館でアントラーについて調査を続ける。すると、アントラーを倒す可能性として、かつて「ノアの神」が都市を失ったバラージの民に与えてくれたという「バラージの青い石」の存在を知る。
そんな中、市街地に再びアントラーが現れる。



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<この回この台詞>
「この石が…きっと人類を救ってくれる!…お前に…。」
―坂田雄一、考古学教授

<今日の一枚>

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クワガタのバケモノか、アリジゴクのバケモノか、どうでもいいことで言い合うコパとショーン。
ちなみにアントラー、二つ名が「磁力怪獣」。

<今日のショーン隊員>
アントラーと戦うため、新兵器ダッシュデリンジャーを開発。

その後アントラーとの戦闘に挑むが、この時コパ隊員と「アントラーはクワガタかアリジゴクか」という死ぬほどどうでもええ論争を繰り広げる。


<ポイント>

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○物語
・過去は人を憎むためではなく、未来を作るためにある回。
・アントラー復活回。
・監督は「ゴジラ」と「ガメラ」の監督で有名な金子修介監督。冒頭で「ゴジラvsガメラ」のシーンがあったけど、今回はカット。

○文明を守る者
・文明を守るために戦えDASH!戦えマックス!
・多くの建物を見て、人々の暮らしに思いを馳せるカイト。ここ、マックスの人格出てない?
・電磁波によって影響を受けるエリー。このちゃんと機能していない感を出しているあたり、満島さんの演技力が光る。
・「通信…不能…。」…そしてこのカメラ目線である。
・電磁波の中に突っ込むカイト。ウルトラマンと一体化すると大体の人がナチュラルに無茶します。
→つーか、ウルトラマンはナチュラルに無茶する人を好んで一体化するのか?
・ミズキ隊員、カイトの不時着を墜落呼ばわり。頭から地面に突っ込んでましたね。
・ダッシュライザーを奪ったアントラーに「返しなさい!」と言うミズキ。そして「言うことを聞く相手じゃない!」とマジレスするカイト。仲良いなぁ。
・アントラーに対してミサイル攻撃を提案するコパ。しかしミサイルは磁力の影響を受ける恐れがある。正直、ミサイルで倒せたら苦労しないと思う。
・坂田教授の研究から怪獣がアントラーと言う名前だと判明。しかしヨシナガ教授やトミオカ長官はなんで坂田教授のこと知ってたんだろう。知り合いだったとか?
・磁力で都市機能がマヒしていたため、自転車で移動するカイトとミズキ。省エネすなぁ。
・由里が思いのほか協力してくれないので、自分達でアントラーを調べるカイトとミズキ。パソコンって偉大な発明だよね。
・アントラー撃破の切り札として「青い石」のことに気付いたカイトとミズキ。そんなことまで記録に残ってたのね。
・いつの世もノアの神はアントラーに襲われた人々に青い石をプレゼントしているのね。
・今回のショーン隊員の新兵器、ダッシュデリンジャー。「デリンジャー」って名前の割にはデカいな。
・「クワガタ」か「アリジゴク」かで揉めるコパとショーン。くっっっっだらねぇ!
・赤い弾丸を放つダッシュデリンジャー。科特隊のスパイダーとどっちが威力あるだろうか。
・子供達を助けようとする由里を手伝いに来たミズキ。今回援護組が女性だけだったな。
・アントラーの飛ばした瓦礫に苦しめられるダッシュ組。結構ガッツリ飛んできたな。
・マックスvsアントラー。文明の監視者vs人類に罰を与える者。
・アントラーのアリジゴクにハマったマックスが取った手段、それは…ウルトラ名物「回れば何とかなる」。結果、ほとんど無傷で何とかなりました。
・マクシウムカノンを磁力光線で無効化されたマックス。思わず左腕を凝視。描写が細かいね。
・特殊なレンズらしい青い石をダッシュデリンジャーに装着するショーン。そんなこともあろうこと、こんな準備までしていたのか。
・アントラーを動かすなと言うことで、挟まれたまま我慢することにしたマックス。根性でなんとかする!
・青い石で弱体化したアントラーにマクシウムソードで上あごを切るマックス。「ウルトラマン」でもアントラーの上あごバッキリいかれてました。
・最後はマクシウムカノンで完全撃破。最強最速だからちょっとぐらい硬くても無問題。
・アントラーを倒した後手を振って登場するカイトを「どっか間が抜けている」というミズキ。そんなカイトが好きな癖に(笑)。
・アントラーが倒れたのでエリーも復活。この笑顔である。
・ノアの神はウルトラマンかもしれない。それをマックスだと思うミズキに対しそれは違うとマジレスしちゃうカイト。根拠?だってカイトがマックスなんだもん。
・最後はイマイチ誤魔化しきれていないカイトの笑顔でEND。しまらねぇ(笑)。

○文明を憎む者
・父を捨てた世間を憎む娘、由里。
・由里さんを演じるのは藤谷文子さん。宇宙最強の俳優、スティーブン・セガールの娘さんで、「平成ガメラ」の浅黄役の人。
・古代王国バラージ。その滅亡の理由を謎の生物アントラーとして発表した結果、世間に見放されて立場を失った坂田教授。しかし怪獣が大量発生する時代においても「怪獣が古代都市を滅ぼした」って信用されない話なのか。
・バラージの石板によるとバラージ滅亡の4000年後に再びアントラーは現れるという。4000年と言う期間の基準もわからないし、よくバラージが滅んだのが今からちょうど4000年前ってわかったな。
・父を見捨てた社会を恨んでいる由里。その恨みはアントラー伝説と一つになり、「アントラーは人類の傲慢に対する自然の怒り」なんて説を立てちゃってます。
・人類はアントラーには絶対に勝てないと言う由里。そこまで人類が嫌いか…。
・アントラーのおかげで環境が綺麗になったという由里。言ってることが三流の自然保護テロみたいだぞ。
・アントラーは人類に対する罰と言いながら、ミズキの説得に微妙な反応の由里。根はいい人なんだろうな。
・坂田教授からバラージの青い石を受け取っていた由里。まず、どうして教授は青い石を持っていたんだよ。
・怪我人を助けるために資料を捨てて走る由里。根はいい人だな。
・取り残された子供達を助ける手助けを買って出る由里。根がいい人すぎるぞ。
→てか、看護師のみなさんは最初に子供を逃がしなさいよ。
・たとえ見捨てられても人々を思っていた坂田教授。その遺志を思い出し、DASHに青い石を渡す由里。憎しみを超えるものが人の心にあるんですね。
・青い石は特殊なレンズと考えられていた。しかし今の時代はダッシュデリンジャーがあったからいいとして、昔はどうやってアントラーに攻撃する予定だったんだろう。
→もしかして、4000年後に光の武器が出来ることを予知してこの青い石をくれたとか?
・父が昔のことを研究していたのは、先人の経験を未来に生かすためという目的を思い出した由里。受け継がれる意思がある限り、想いは死なない。

○文明を壊す者
・文明の破壊者、アントラー。彼の破壊は自然の怒りなのか…。
・アントラーのあの「キュオオオオン」って言う鳴き声と「ギチギチギチ」って言う音が気持ち悪くてディ・モールト・ベネ。
・大スペクタクル、砂に沈む街。ダイナミックなミニチュア撮影。
・監督が金子監督だからか、「大怪獣空中決戦」でガメラが地下から出てくるところ思い出した。
・磁場によって都市機能をマヒさせるアントラー。飛行機墜ちてたけど、あれ相当死んだぞ。
・森の中に現れるアントラー。しかし見れば見るほど複雑な顔してるな。
・地面に潜るアントラー。器用に砂に潜ったな。
・ミサイル攻撃も磁力で操られる恐れがあるため使用不可。硬い上に磁力って、厄介この上ねーな。
・地面から顔を出すアントラー。あれだ、「ゆっくりしていってね!」
・フェロモン弾でおびき寄せられるアントラー。「地球の意思」だとか「人類に罰を与える存在」とか言われても、エロには勝てなかったか。
・建物を破壊して瓦礫を飛ばしてDASHを攻撃するアントラー。虫の癖に意外と頭いい。
・アントラー最大の武器、上あご。マックスも警戒していました。こういう「これは危険な武器」ってわかりやすい演出はいいよね。
・マックスに組み付かれたので、鉄塔を磁力光線で操ってぶつけるという器用な真似を見せるアントラー。意外と知能派だ。
・マックスの足場を崩し、アリジゴクに落とすアントラー。でも回転はズルいよなぁ。
・マクシウムカノンを磁力光線で無効化するアントラー。何で光線が無効化するのかは知らないが…凄い能力です。
・遂に挟まれたマックス。あのまま締め上げたら血ぃ出そうな。
・青い石によって弱体化したアントラー。あの光線には磁力を無効化する効果でもあったんだろうな。
・最後はマクシウムソードで上あご一本切られ、さらにマクシウムカノンで死亡。死体、残ったな。

○今日のラボチーム
・久々にエックス登場。
・再び活躍マックスのサイバーカード。名前が似ているせいか、色々活躍してるね。
・サイバーカードって、連絡用にも使えるのね。じゃあ、ネクサスやゼロからも来るのか?
・強敵アントラーの脅威に不安を感じる大地。でも大地にはXioの仲間とエックスがいてくれる!
・だが、地獄から訪れるのは赤き怪獣、その名はゴーグアントラー。なんと空飛ぶらしいぞ!いよいよクワガタなのかアリジゴクなのかわからんな!



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<次回予告>
隊員「次回は『ウルトラファイトビクトリー』だね。」
X「もう一年前の話なんだな。」
隊員「さすがに一年前の話をリメイクするのは早いよなぁ。」
X「書き直すところもないからな。」

隊員「とりあえず、次回はまた何かやります。」
X「何もやらないかもしれないがな。」
隊員「シーッ!シーッ!」


<一言>
流石の円谷プロもあのシーンは流さなかったか…。

あと、CM中の「磯部磯兵衛物語」が気になるで候。


by U2Z-GEKIDAN | 2016-02-11 20:15 | 超人列伝

by 激団死鬼